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働かない「こどおじ」に、私もなっていたかもしれない話

ここ最近「子供部屋おじさん」という言葉が話題になっていましたね。

略して「こどおじ」です。

 

どういう人かというと、

「社会人になっても実家の子供部屋に住み続けているおじさん(中高年)」

のことです。

ちなみに、ちゃんと働いて実家にお金を入れている人も引きこもりニートも関係ないそうです。

要は、大人になっても実家の子供部屋に寄生し続ける人全てが対象なのです。

 

この言葉に対し、世間やネット内では様々な意見が飛び交いました。

「いつまでも自立しないなんて情けない」

「実家暮らしというだけで結婚対象にならない」

という否定意見がある一方で

「このご時世、一人暮らしするよりコスパが良いし金銭的余裕ができる」

「ずっと一緒にいることが親孝行になる」

というような反論?も出ているようです。

まあ社会に出て自立した生活を営んでいる人からすれば、「こどおじ」は批判の対象になるでしょう。

 

私も今でこそ家庭を持ち、妻子を養う自立した生活を営んでいる1人です。

ただ、私自身はそこまで「こどおじ」の否定や批判ができませんでした。

なぜなら、私も選択によっては「こどおじ」になっていた、なる要素があった人間だったからです。

 

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今は偉そうに?人事をしていますが、そもそも私は就職活動に失敗し、しばらく引きこもりニートでした。

そこで働かずに何をしていたかというと、ゲームとインターネットです。

ゲームは当然新しいものを買えるわけもなく、小学生くらいの頃にハマっていたものをひたすらしていました。

しかも、ある程度やったら勝てるようなレベル感のものを選んでいました。

また、当時はインターネットもだいぶ普及してきており、某○ちゃんねる始め色んな掲示板に出入りしていました。

ここでも、自分より劣っていそうな人に対して攻撃的になったり、毒を吐いたりしていました。

 

この時の心理状態を振り返ってみると、「自分が勝てる世界」に逃げ込みたかったように思います。

現実世界では就職活動がうまくいかず、新社会人をスタートさせた同級生に劣等感もあり、何とも惨めな状況でした。

でも、その現実世界で頑張ることなく、無意識に簡単に勝ちを味わえるゲームやネットへ逃げ込んだのです。

ゲームのレベルはどんどん上がっても、人としてのレベルは下がる一方でした。

 

そこから、私は周りの人の支援のおかげで、奮い立って働くことができました。

今の妻と結婚できたおかげで、実家も出て自立した生活ができました。

しかし、そういった支えがなければ、もしかしたらニートの「こどおじ」だったかもしれません。

 

勝手な予想ですけど、今の「こどおじ」と呼ばれる人たちも、どこかで何かきっかけさえあれば自立できたのではないかと思います。

とはいえ、一旦「こどおじ」になってしまった事実は変わりません。

中高年にもなると、正直そこから自立するには相当なパワーが必要だと思います。

でも、既に自立した人たちが「こどおじ」を批判したり責めたりすることは何か違う気がします。

だって、私たちが自立できたのは、彼らよりどこかで恵まれていたから

 

私たちは、「こどおじ」を批判したり責めたり優位に立とうとせず、彼らの自立を支援する視点が持てるような社会になれば良いなと思います。

綺麗事かもしれませんが。

 

人手不足、少子高齢化が進む日本社会。

労働人口の確保として、外国人雇用や高齢者の定年延長ももちろん必要です。

ただ最も必要なのは、自立に失敗した「こどおじ」含む現役世代の支援ではないかと、最近思います。

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