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自己分析で本当の自分に近づくやり方とは?「私の理念」を作ろう

自己分析のやり方は、ネットや学校などで数えきれないほど紹介されています。

そのテンプレート通りのやり方は綺麗にまとまりますが、それだけでは自己PRは周りと均一化されていきます。

なぜなら、みんな見ているからです。

 

自己分析の目的は、就活をクリアする小手先のものではなく、本当の自分に近づくことです。

むしろ、本当の自分に近づけば就活はうまくいきます。

 

今回は、唯一無二の自分にたどり着く自己分析の考え方についてお話したいと思います。

 

 

 

 

自己分析の最終目的は「自分の理念」を作る

自己分析とは、言葉の通り自分の分析です。

具体的に分析するのは、自己の長所や短所・特徴・性格・価値観などでしょう。

ただ、私はこの自己分析の最終目的は「自分の理念を作る」ことだと思います。

 

理念というと、難しく感じるかもしれません。

似たような意味の価値観・軸という言葉もありますが、あえて理念と表現しました。

 

理念=「物事の判断基準となる根本的な考え方」を言葉にしたもの

 

言い換えると、「自分が何を大切にして行動しているか」「何が譲れないのか」というような感情的な判断基準でもあります。

 

その根本にある感情を一言で表したものが、理念なのです。

 

企業の理念はどうやって作られるのか?

「自分の理念を作るとか、よくわからない」と思う人はきっといますよね。

では、少し話を変えて企業理念がどのようにできているかを考えてみましょう。

 

企業理念は、「組織としてこの考え方を根底に持って事業運営します」という宣言です。

(組織に浸透しているかは別として。笑)

 

その宣言の背景には、きっと創業者や代表が経験した失敗や問題意識があるはずです。

 

例えば「従業員が働きやすい企業運営をする」という理念の企業は、その創業者や代表が「従業員が働きにくい企業ではうまくいかない」という失敗があったからだと思います。

 

「◯◯(自社商品)を届けて社会に貢献する」という理念の企業は、「社会の中で問題と感じることを、◯◯(自社商品)で良くしたい」という意識があるからだと思います。

 

創業者は自らが体験してきた失敗や問題意識から、「こういう企業運営をしたい」という感情があります。

それをたった一言でわかりやすく表現したものが、企業理念なのです。

 

もちろん感情が全てではなく、理念の下にある方針等は対外的なアピールや社会情勢も加味されてはいます。

 

自分の理念には、どんな感情が絡んでいるか

企業にも理念があるように、自分にもきっと理念はあるはずです。

理念、つまり根本の考え方は、自分の根っこの感情部分にあることが多いです。

それを深掘りしていくのが、自己分析です。

 

自分の根本にある考え方には、失敗や問題意識が絡んでいることが多いと思います。

 

なぜなら、失敗や問題意識というマイナスを改善しようとした気持ちの中に、その人が大切にしていることが含まれやすいためです。

 

 

自己PRの例文で比較してみる

では、実際に一度文章を作ってみます。

一般的な自己PRの例文と、そこに理念を付け加えた例文を並べてみます。

(私の理念は…なんて書き出しでなくても良いですけどね笑)

文字数などは一旦置いておいて、どちらの表現が良いか考えてみてください。

 

【一般的な】自己PR例文

私の強みは責任感です。

大学時代は、企業と合同して商品を開発するサークル活動に注力しました。

 

途中、20人いたサークルメンバーのモチベーションが二極化していることが問題でした。

そこで私は、低いモチベーションのメンバーが前を向けるように繰り返し声かけをしました。

また、何人かは離脱することも想定し、あらかじめ少ない人数でも対応できる分担を考えていました。

 

結果的にやる気のないメンバーは離脱して15人での活動となりましたが、うまく作業を分担して商品を作ることができました。

その商品は企業で実際に販売され、社員の方からお褒めの言葉をいただきました。

 

この経験を活かして、社会でも責任感を持って仕事に取り組みたいと考えています。

 

この例文では、責任感という強みを発揮して活躍してきた様子は伺えます。

ただ、なぜそうしようと思ったのかが読み取れません。

この人自身の考えや感情もわかりません。

当たり障りないですが型にはまったような文章なので、他者の中に埋もれてしまいがちです。

 

【理念】自己PR例文

私は、「周囲との関わりに責任を持つ」ことを意識し行動できます。

大学時代は、企業と共同して商品を開発するサークル活動に注力しました。

 

途中、20人いたサークルメンバーのモチベーションが二極化していることが問題でした。

この状況では、せっかく共同してくれた企業に迷惑をかけてしまうと思い、責任感を持ってやりきることを決意しました。

そこで私は、低いモチベーションのメンバーが前を向けるように繰り返し声かけをしました。

また、何人かは離脱することも想定し、あらかじめ少ない人数でも対応できる分担を考えていました。

 

結果的にやる気のないメンバーは離脱して15人での活動となりましたが、うまく作業を分担して商品を作ることができました。

その商品は企業で実際に販売され、社員の方からお褒めの言葉をいただきました。

 

「周囲との関わりに責任を持つ」意識で培った協調性や柔軟性は、社会に出ても再現できると考えています。

 

赤字の部分が追加した理念・感情の部分です。

同じ責任という言葉を使っていますが、その責任感を発揮した理由がわかります。

表面的に1つのことについてPRする人も多い中、その人の感情・内面・行動の理由が少し理解できます。

 

理念を土台に、何でもアピールできる

自分の理念があれば、それをベースにどんなアピールにも繋げることができます。

上の例文の場合「周りとの関わりに責任を持つ」を土台にすれば、協調性や柔軟性・コミュニケーション力など何でも発揮できます。

ただ「責任感」一点だけをPRするよりも効果的でしょう。

 

「自分の理念」を作るための一例

では自分の理念を見つけるための自己分析はどうすれば良いでしょうか。

 

1.自分の過去の経験を棚卸しする

今まで自分がしてきたことを項目に分けて整理しましょう。

バイトならバイト、部活なら部活、勉強なら勉強など、それぞれカテゴリごとに整理します。

 

2.それぞれ項目ごとに経験を深掘りする

経験が棚卸しできたら、次はその項目ごとに深掘りします。

バイトや部活、勉強などで紙を分けて考えると良いでしょう。

ネット上にある自己分析シートを使っても良いですが、あえて白紙のコピー用紙に自由に書き出しても良いかもしれません。

 

3.深掘りした経験の「感情」部分を見る

項目ごとに深掘りをしたら、次はその時の自分の感情に絞って考えてみます。

「何でその行動をしたのか?」「なぜ頑張れたのか?」「何が嫌だったのか?」

自分がどんな気持ちで過ごしてきたかも振り返ってみます。

 

4.「感情」の共通点か、1番強い想いを見つける

経験ごとに自分の感情を振り返ることができたら、その共通点を探してみます。

バイトの経験と部活の経験で、似たような感情を覚えているかもしれません。

もし共通点がない場合は、1番強い想いを見つけてみましょう。

それが、きっと自分の理念に深く関連する感情になるはずです。

 

 

自分の理念を実現することが、人生の充実

今回は、自己分析で自分の理念を作るという話をしました。

具体的なやり方というよりは、考え方に焦点を当ててみました。

 

この理念を考えることは、就活生だけでなく社会人にとっても必要だと思います。

物事の判断基準となる根本的な考え方は誰もが持っていて、それは歳とともに変わることもあります。

 

自分の根本にある感情を満たし、要望を実現することが、良い職場選びや人生の充実に繋がると思います。

 

 

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