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【仕事はもっと楽しめる!】就活、転職、仕事への考え方。。充実する働き方を“考える”ブログ。

今の時代、仕事ができる人は「経験や知識を繋ぐ力」がある

みなさん、仕事ができる人になりたいと思いますよね。

そうなれば、きっと自分にとって多くのメリットがあります。

給料が増えたり、周りから認められたり、新たなチャンスがもらえたり…

でも、「仕事ができる人」って、いったいどんな人でしょうか?

どうすれば近づけるでしょうか?

一度考えてみてください。

 

 

 

今の時代は「業務ができる=仕事ができる」ではない?

仕事ができる人というと、どんな人をイメージしますか?

身の回りにいる、素敵な先輩や社会人を思い浮かべてください。

 

・知識が豊富で何でも答えられる人

・コミュニケーション能力が高く誰とでも対峙できる人

・言われたことをすぐに実践できる人

・行動力があり物事を前に進められる人

 

というような感じでしょうか。

 

ただ、ここに出てくる仕事ができる人は、業務遂行力(テクニカルスキル)が高い人たちです。

その時々の業務で最高のパフォーマンスが出せる人のことです。

もちろん、業務を遂行するために高いパフォーマンスを出せるのは仕事ができる人といえます。

でも、この多様化した今の時代、ただ経験がある、ただ知識を持っているだけでは対応できないことも増えてくるでしょう。

 

そこで必要となるのは、経験や知識を繋ぐ力であると考えます。

理由は次から説明していきます。

 

なぜ「繋ぐ力」が必要なのか

繋ぐ力が必要な理由は、仕事に求められる能力が変わってきたためです。

顧客としても労働者としても、時代とともに人々の生活にパラダイムシフト(劇的な変化)が起こっているのです。

20世紀は高度経済成長の中で、確実に・真面目に・やるべきことだけやっていても豊かになっていく時代でした。

しかし、バブルがはじけた後の情報化社会・IT革命・グローバル社会では、変化のスピードは加速しています。

 

変化に対応するためには、思考も常に変化させなければならないでしょう。

その中で特に下記のような力が求められます。

 

・未経験の出来事でも、過去の類似経験を繋ぐことで対処できる応用力(アナロジー思考)

・色んな事実の共通点を1つの概念として繋ぎ、物事の本質を捉える力(コンセプチュアルスキル)

 

これらに共通しているのは、何かと何かを繋いでいることです。

つまり、「変化に対応するために、経験や知識を繋ぐ力」が必要なのです。

 

経験や知識を繋ぐ力の例

「繋ぐ」とはどういうことでしょうか?

抽象化や概念化という言葉でも表せますが、難しく考えてしまいがちです。

例を挙げてみましょう。

とある臨床工学技士の話(例1)

最近、仕事の中で臨床工学技士の管理職の方(Tさん)とお話する機会がありました。

臨床工学技士とは、医療機器を扱うプロであり、国家資格です。

命を守るために一刻を争う医療現場で、機械を適切に扱い、管理し、トラブルに対応する。

そんな専門知識を必要とする仕事を担っています。

しかし、近年は医療機器の技術が向上したおかげで性能が良くなり、以前よりトラブルも減っているそうです。

ということは、いくら機械の知識があっても、発揮する場そのものが減ってしまうのです。

この状況に危機感を覚えたTさんは、臨床工学技士の特徴を活かし、他に担える仕事も探しているそうです。

 

Tさん「僕たちの強みは機械の操作です。

医療現場で機器を扱えるのは当然で、更にその強みを活かせる場所がどこにあるかを常に考えています。

でないと、仕事がなくなるかもしれませんしね。」

 

例えば、パソコンが苦手な看護師のために、事務作業が効率化できるようなプログラム、数式を組む。

今、国が推進している在宅医療の展開に合わせて、在宅の機械管理に目を向ける。

国家資格を持つ人ですら、今の知識や仕事を拡げようとしている姿に刺激を受けたことを覚えています。

経験も知識も違う形で応用ができる、つまり別の場所や人へ繋ぐ必要性を再認識しました。

 

余談ですが。。。私自身が繋ぐ力を感じた時(例2)

私は今人事の仕事をしている中で、色んな人を決断させなければならないシーンがあります。

・新たな育成企画などの方針を立てて経営層に提案しに行く時

・吸収合併(M&A)があった会社の社員へ、給与が減る話をする時

・退職勧奨し、退職を決断してもらう

(何かヘビーな例ばかりですね。。。)

 

こういった話をする際、相手を決断・行動させるような話術が必要です。

つまり、相手のメリットを論理的かつわかりやすく伝え、納得させることです。

 

「何か似たようなことしていた気がする…」私は、ふと自分の経験を振り返ってみました。

それは、私が販売員時代に培ってきた、「接客スキル」そのものでした。

接客も相手が納得したら商品を購入(決断・行動)をします。

そこに至るまでに、顧客にとっての色んなメリットを並べ、時には押し引きしながら納得してもらうために会話をしていました。

つまり、状況や扱うものが違うだけで、やっている行為やプロセスは同じなのです。接客と人事の仕事が繋がったのです。

これはまさに、過去の経験の応用(アナロジー思考)と気付きました。

 

これからの時代を勝ち抜く「できる人」になるためには

では、経験や知識を繋いで「できる人」になるためにはどうすればいいでしょうか?

 

1.まずは繋ぐ力の土台となる「経験」を増やす

何かと何かを繋ぐためには、どちらかの「何か」を自分が理解していなければ成り立ちません。

理解するために、1番必要なのは経験です。

むしろ、経験していないことは本当の意味で理解できているとは言えません。

ルールを学んだ野球未経験者と高校球児、どちらが野球に詳しいでしょうか?

おそらく、後者ですよね。

まずは、経験を増やして理解できる幅を拡げることが次の思考に繋がります。

 

2.経験が土台にあって創造ができる

創造力というと、何か斬新なアイデアを思いつかなければ…と思うかもしれません。

しかし、アイデアは新たに発見するものではありません。経験と経験を繋ぐ間で創り上げるものです。

あの有名なスティーブ・ジョブズも、「創造とは結びつけること」という発言をしています。

増やした経験が多ければ多いほど、創造力(応用力も)が高まると思います。

 

 

3.知識は過去の経験と繋げてこそ活かされる

巷では、よく「○○思考」とか「フレームワーク」など、様々な知識を学ぶための手法が出回っています。

知識をつけるにこしたことはないですが、ただ覚えるだけではあまり意味はありません。

知識があったところで、何か物事を判断する時に「今は○○思考を使おう」とはあまりならないと思います。

こういった知識は、自分の過去の経験と繋げた時に理解できるのです。

(私も、接客と人事の仕事を繋げたからアナロジー思考が理解できました)

 

 

まとめ 〜繋ぐ力も経験の積み重ね〜

色々と語りましたが、まとめると

「仕事ができる人は、経験や知識を繋いで変化に対応している」

「繋ぐ能力をつけるには、たくさんの経験を土台にする」

「経験の中に共通点を見つける」

「知識は、過去の経験と繋ぎ合わせる」

ことが大切だと思います。

繋ぐ力も、経験の積み重ねで癖になります。

ぜひ意識してみてください。

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